この記事はこんな人の役に立ちます
・介護を一生懸命やっているのに、親の状態は良くならないし、周りの人は自分の大変さを分かろうともしない。もう介護なんてやりたくないと思っている
本を書いた理由「介護をしている人が幸せになってほしい」
僕はケアマネジャーとして10年以上仕事を行い、多くの高齢者の支援をしてきました。
高齢者の数だけそこに介護している家族がいます。これまでおおよそ300人以上の家族の人と関わってきた経験があります。
そして介護をしている家族には共通点がある事が分かりました。それが
介護を一生懸命に頑張る
これです。
何を当たり前の事言ってるの?介護を頑張ってやるなんて当然でしょ
こう思われる人がほとんどだと思います。しかし介護に関して、驚くべき事実が分かってきました。それが
介護を頑張ってしまう事が、介護を辛いと感じる原因になっている
なぜそのような事になってしまうのか?詳細は本書に書かせてもらいましたが、大きな理由として
この思い込みが強すぎるからこそ、力を抜く事ができず、心身がヘトヘトになるまで頑張りすぎてしまう。それでも頑張る事を止める事ができず、最後は自分が倒れて入院することになった家族の人達をこれまで大勢見てきました。
その人達は僕から見てあきらかにオーバーワークでした。だからこそ少しでも力になりたいと、介護を休める時間を作る為のプランも考え、支援してきました。
支援を断る人もいますが、提案されたプランを受け入れてくれる人もいました。
そしてケアマネとして介護を休む時間を作る事で「これで家族の介護の負担を減らす事ができるはずだ」と安心していました。
ところが介護をする時間が減ったにも関わらず、変わらず辛そうなままの人も大勢いたのです。
「介護の負担は明らかに減ったはずなのに、なぜなんだ?」
その理由がずっと分からないままでした。しかしケアマネとして10年以上多くの家族の介護をサポートしてきた経験と、これまで勉強してきた様々な事からその理由が分かりました。それは
つまり先程の「介護はちゃんとしないといけない」という思い込みに縛られたままだと、例え介護負担を減らしても意味がないという事です。そこでこう考えました
「本を書く事で、この思い込みに縛られる人を減らしたい。そして介護をしている人にも幸せになってほしい」
「介護」というのは、ほとんどの人にとってネガティブな印象があります。
それは介護をしなければいけないようになると、これまでの生活を大きく制限される事で自由が少なくなる。お金だってかかる。そんなの嫌だ。できたらやりたくないし、関わりたくない。
だからこそ介護をしている人は「なんで自分だけこんな目に合わなければいけないんだ。これから親が死ぬまでずっとこんな生活が続くのか・・・?」
こんな思いに縛られた結果、実際は介護の負担が減っているにも関わらず、ネガティブな気持ちがずっと続いて今を幸せに生きれなくなってしまっているのです。
でも本当は違います。「介護=辛い」という思い込みから解放されれば、介護をしながらでも十分幸せに生きる事ができます。
僕が本を書く事で、一人でも多くの人に介護をしながら幸せになってほしい
それが本書を書いた理由です。
拙書「いいかげん介護」について
この本は次のような人にオススメします
・介護が辛くてしんどいから本音を言えば止めたい。でもそんなわけにもいかないから毎日悩んでいる
・介護を楽にやりたいけど、難しい内容の本は読む気がしない
もっとこう、プロならではの、具体的な介護のやり方について教えてよ
このような方には本書は向いていません。なぜなら本書には、小難しい介護のノウハウなどについては一切書かれていないからです。
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「ケアマネになりたい、でも試験に全然受からん」
こんな人へ。大丈夫、ケアマネ試験は正しい勉強方法を知っていれば誰でも受かります
僕が試験に一発合格した時に使った方法を教えます
次こそ試験に合格して、周りの人達を見返してやりましょう。その方法をこのnoteに余すことなく書き上げましたので、試験に受かりたい人は読んでみてください