ケアマネが医療系職種と連携する時、医療系の専門用語を使われて
「何言ってるのか分からん・・・(ー_ー;)」
こんな状態になった事はありませんか?でも、なんか「それってどういう意味ですか?」とも聞きづらく、そのまま分かったようなフリをして、結局よく分からないまま連携終了。
看護師などの医療系専門職からケアマネになった人であれば、上記のような事はないかもしれませんが、僕のように福祉系からケアマネになった人には、医療系専門用語はもはや英語と同じレベルの理解不能さです。
今回は僕の経験から、医療職との連携でよく使われる為、最低限覚えておきたい専門用語を紹介します。
ムンテラ
意味:患者や家族に症状や治療の方針など説明すること
(例)現在の状態については、先日Drから家族にムンテラ済みです。
ハルン
意味:尿の事
(例)「ハルントータル1500ml/日でした」は、尿測している人の1日の尿量等伝える時によく使われます。
ウロ
意味:泌尿器の事
(例)「患者は頻尿の為、入院中ウロでのフォローも行いました」
これは「泌尿器科での診察も行いました」という意味です。
コート
意味:排便の事
(例)「コートは大体マイナス3~5の為、コントロールを図ってきました」
これは「便が3~5日に1回しか出ない為、排便コントロールをやった」という意味です。決して着るコートではないですからね(笑)
HT
意味:高血圧
AD
意味:認知症
BS
意味:血糖値
DM
意味:糖尿病
この2つはセットで覚えておきましょう。結構良く出てきます。
(例)「DMの為、BS測定は入院中1日3回毎食前に行っています」
ペイン
意味:痛み
(例)「がんのペインコントロールは・・・」「骨折部位のペインコントロールは・・・」
XーP
意味:レントゲン
きせつ
意味:気管切開
ステる(ステルベン)
意味:死亡
タヒる
意味:頻脈
まとめ
今回紹介した以外でも、かなりの数の医療系専門用語が存在します。
しかし、医療系以外の職種がそれらを覚えるのはかなり困難です。僕の経験上紹介している用語くらいは覚えておけば、なんとか相手の言っている事は分かるようになると思います。
最近は医療職もケアマネ等との連携を意識的にするようになってきており、あまり専門用語は使わず、分かりやすい話し方をしてくれる傾向になってきて嬉しい限りです。
それでも、連携の際に専門用語が0ではない為、分からなかった事は聞いたり調べたりしながら僕達ケアマネも勉強をしないといけませんね。
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