ケアマネの皆さん、最近新しいワードとして「入院関連機能障害」、通称「HAD」(Hospitalization Associated Disability、)というものをご存知でしょうか?
恐らくほとんどの人が聞き慣れない言葉ではないかと思います。しかし安心してください。僕も知りませんでした(笑)
最近医療機関も注目し、取り組む事で診療報酬にも影響がある事から今後はケアマネには必須の知識になりそうです。
そこで今回はこの新しいワードが紹介されていた月刊ケアマネジャー2020年10月号から、僕がポイントを絞って紹介したいと思います。
参考書籍
入院機能関連障害(HAD)とは?
入院機能関連障害を一言で言えば、「入院の安静期間が長くなりすぎた結果起こる心身の機能低下」です。
「そんなの、昔から言われてる事でしょ」
こんな声が聞こえてきそうですね。これまでケアマネの常識の一つとして、安静期間が長くなればADLが低下して在宅生活が難しくなるというのはほとんどの人が知っている事です。この当たり前の事に今回改めて定義づけられたのだと覚えてもらうと良いと思います。
ただ、これをきっかけに入院機能関連障害(以降HADで表記)について知識を深める事で、結果として入院したら在宅に戻れなくなったという人を減らせる事が可能になると思います。
ここに少し興味深いデータがあります。
・HADを起こした高齢者が、退院して1年以内に生活機能を戻す確率は30%
HADを起こすリスクについて
まずHADを起こしやすい疾患がこちらです。
・肺結核
・急性心不全
・尿路感染
・血液疾患
・悪性腫瘍
・入院前にADLレベルが障害を起こしてる
・歩行障害
・認知機能低下
・悪性腫瘍の既往がある
・栄養状態が悪い
引用:医学学院 週間医学界新聞第3216号
フレイルの予防ポイント
フレイルの予防ポイントは、普段からの生活習慣です。心身共に活力ある生活を送る事が予防に繋がります。ではどんな事に気をつければ良いのでしょうか?
ポイント①食事
まずは食事です。高齢になると食事量が減りやすく、結果として必要な栄養摂取ができなくなっている人が多くいます。
特に不足しがちなのがたんぱく質です。どういった食品をどれくらい食べればいいかについてはここでは割愛しますが、フレイルのリスクを抱えている人のほとんどは不足しています。
高齢になると若い時と比較すると、1回の食事で食べられる量が減りがちです。その為対策の一つとして、量は減らして代わりに食事回数を増やして1日トータルで必要な栄養を摂取できるようにする方法はオススメです。
また食事が進まない原因に口腔環境が悪化している事も多いです。長期間歯科受診していない人は一度受診して、口腔環境を整える事で食事ができるようになる可能性があります。
ポイント②運動
高齢になると自宅の中で過ごす機会が増え、そうなると外出する機会も減り、あまり体を動かさなくなる人が大勢います。
そこで、本人が続けやすい運動習慣を身につける事が大事になります。ウォーキングなどが代表的ですが1人だと続けられない人もいます。そのような人は、地域によっては高齢者を中心に朝ラジオ体操をやっているグループなどもありますので、そういった社会資源に繋げる事ができると良いでしょう。
家の外に出たくない人でも、掃除や庭の手入れなど家事をすることでも運動にはなります。自宅の中で何かできる事はないか、考えてみる事も必要になります。
ポイント③社会参加
人間にとって、最も大きな喜びはなんでしょう?
多くの人にとっては「人に喜んでもらう」「人から必要とされる」
こういった事が喜びになり、今日を生きる活力に繋がります。その為にはやはり誰かと一緒に過ごす時間を持つ事、社会参加の機会を作る事が大事になってきます。
明確な趣味があり、その趣味の集まりに参加できている人は最高の状態です。しかしケアマネが支援する人でそのような人は少数派だと思います。
例えば男性等で、まだ少しでも働ける能力が残っている人は働く事そのものが社会参加になります。シルバー人材センターなどの社会資源に繋げる事で、その人ができる仕事が見つかるかもしれません。
デイサービス等の利用に繋げるのも方法ですが、その人が上記のような喜びを感じられる場所でなければ意味がありません。上手くマッチングできるよう、ケアマネとして調整する必要はあります。
まとめ
・HADの予防はフレイル(虚弱)になるのを防ぐのが大事
・フレイルの予防には生活習慣(食事、運動、社会参加)が大切
・従業員数1000人を超える大手医療法人グループで勤務
・毎日のように医師、看護師、リハビリスタッフと仕事を一緒にしている
・(全老健)リスクマネジャー
このサービスをオススメしたい人として
・これから読書習慣を身に着けて、新しい資格を取ったり自分を変えたいと思っている人
・でも、そんなに本にお金をかけられない人
そんな事言っても、絶対デメリットもあるでしょ?
どんな物事にもデメリットとメリット、両方の側面があります。そこでこのサービスのメリットとデメリットをまとるとこんな感じになります。
kindle unlimitedが最高すぎる。
月額¥980で対象の作品が読み放題
新刊は流石に見れないものもあるけど
過去に話題になったものは読める物が多い。社会人の勉強時間は1日平均6分
隙間時間に読書するだけで、余裕で
リードできる。今日の積み上げが明日をつくる!#積み上げ
— マナ@筋トレとサーフィンの人 (@Manalog0707) July 3, 2020
とりあえず、世の中の若者に伝えたいことは「本を読め」ってこと。本ほどコスパのよい情報吸収手段はないです。
Kindle買って、Kindle Unlimitedのサブスクをしましょう。
そして、1ヶ月で本を10冊読みましょう。
人生が変わりますよ。マジで。読書の力は無限大です。
— 神田卓哉@6割稼働 (@B2B_kandatakuya) June 2, 2020
kindle unlimited読み放題サブスク課金してる割にあんまり使ってなかったけど、ちゃんと調べてみると幅広いジャンルで本があって今後、有料でポチらなくて済むレベルでかなり良いサービスかもしれない。
話題の書籍は有料だけど、旬がすぎた本やちょっと昔の本は読み放題対象になってて十分すぎる。
— Shin (@mikasa_program) July 6, 2020
今年は年末休み多いからKindle unlimited 3ヶ月99円で契約してみたけど、漫画はダメだな
ビジネス書はまぁって感じみたい
とりあえずUIの悪さはなんとかならんか— にのまい(公式)@公式駆け出しエンジニア (@nino_mine) December 3, 2019
概ね好評ですが、人によっては合わなくて結果的にコスパが悪いと感じる事もあるようです。
そこで自分にこのサービスが合うかどうか。最初は無料、もしくはタダ同然の格安料金でお試しができるようになっています。
メインのお試しサービスはこの2つです。