38歳女性介護士が元同僚の男に殺された事件から見る職場恋愛の3つのデメリットとは?

スポンサーリンク
つぶやき

先日悲しいニュースが入ってきました

東松山市のアパート一室で住人の介護士渡辺真澄さん(38)が殺害された事件で、殺人容疑で逮捕された元同僚の無職の男(41)が「いろいろと尽くしたけれど裏切られた気持ちになり、殺そうと決意した」と供述していることが16日、捜査関係者への取材で分かった。「恨みがあった」とも話しており、県警は2人の関係性を含め、詳しい動機の解明を進める。

捜査関係者によると、男が15日午後に東京都板橋区の商業施設内で身柄を確保された際、バッグの中に入っていた刃物は小型ナイフとカッターナイフの計2本だった。いずれも使用された形跡があり、県警は事件に使われた可能性もあるとみて調べている。

東松山署捜査本部によると、男と渡辺さんは今年に入って約2カ月間、同じ介護施設で働いていた。男はその後に派遣契約が切れ、渡辺さんは別の介護施設に移った。

男の逮捕容疑は、11日夕方から13日午前7時17分ごろまでの間、東松山市の渡辺さん方で、渡辺さんの胸や腹を刃物のようなもので刺して殺害した疑い。

司法解剖の結果、渡辺さんが死亡したのは11日夜とみられており、県警は男が渡辺さんを殺害した後、板橋区で発見されるまでの足取りやナイフを所持していた経緯を調べる。

引用:埼玉新聞より

 

犯人の男は派遣の介護職員として2ヶ月程、殺された女性と一緒に働いていました。そして記事からは男が女性に対して恋愛感情を抱いていたと思われます。この事件で想定されるのは次の2つのパターンです。

パターン①

お互いに恋人関係になっていたが、女性から別れを切り出され逆上した

パターン②

男が一方的に女性に恋愛感情を抱き、高価なプレゼント等をしていたが拒絶され逆上した(ストーカー的な存在になっていた)

恐らくですが、知り合って2ヶ月という期間の短さからパターン②のほうではないかと考えています。そして今回の事件は、介護の業界に限らず職場での恋愛関係や感情を持つ事のネガティブな部分が全面的に出てしまったと思います。

(今回の記事はとっても個人的な思いを好きに書いてますので、あしからず)

職場恋愛をすることによる3つのデメリットとは

デメリット① 仕事に集中できない

これは同じ会社で、さらに部署が一緒だと一層強くなります。自分の好きな人や恋人が他の異性と仲良くしている所を見ると、その人を好きであればある程、嫉妬の感情が強くなってしまうのが人間の性です。

この状態になってしまうと当然ですが仕事に集中できません。また相手に対して「何故○○さんとあんなに仲良くするのか?ひょっとして自分より好きなのか?」みたいに相手に迫ってしまえば、二人の関係は悪くなり、仕事でも協力しあえなくなります。

デメリット② 関係を隠せず、周囲の負担になることもある

職場恋愛をしているカップルは二人の関係をあまり公にしない人達が多数派です。しかし当人達は上手く隠しているつもりでも、周囲の人達は自然と分かってしまいます。

そうなると上司としては仕事の配置転換にも頭を悩ませることになります。(夜勤などは特に一緒にできない)基本は他部署への配属が良いのでしょうが、人員の問題や小規模の会社の場合だとできないこともあります。

職場の雰囲気にもよるでしょうが、周囲も仕事で気を遣います。例えば先程の嫉妬の件ですが「○○さんに妬まれてもいけないから、あまり仲良さそうに見えないようにしないと」等気を使わせるようになると仕事がしにくく、結果として職場全体のパフォーマンスを下げることにもなりかねません。

デメリット③ 関係が悪化・別れることになった結果、人材を失うことになる

これが様々あるデメリットの中でも一番強いものであり、今回の事件でもそれが出た形になりました。

恋愛というのは上手く行くときもあれば、倦怠期やちょっとしたすれ違いなどで上手くいかない時期もあります。しかし、社内恋愛しているとそんな状態であったとしても顔を合わせ一緒に仕事をしなければいけません。

恋人と喧嘩した翌日に普通に顔を合わせ、長時間一緒に仕事をする・・・。普通に考えたら嫌ですよね。しばらく会いたくないし、ラインなどでやり取りもしたくない状況でのこれはきついです。

「プライベートを仕事に持ち込むな」というのは、どの業界でも言われることですが、この状況だと自制心の強い人であっても平常心で働くのは難しいでしょう。

そして別れた後も顔を合わせなければいけません。円満で別れたのならいざしらず、「他に好きな人ができたから別れてほしい」みたいな内容で一方が納得できていないような時は最悪でしょう。そんな元恋人と毎日長時間顔を合わせるなんて、ハッキリ言って異常な状況です。

そうなってしまえば必ず仕事への悪影響が出ますので、多くはどちらかが別の支社へ異動になるか、それができないような会社であればどちらかが辞めるしかありません。これは人材を失うという視点で見れば、会社にとってとてつもないデメリットです。

 

とは言え、介護業界は特に職場恋愛・結婚が多い

職場恋愛におけるデメリットをたくさん書きましたが、実際介護業界は職場恋愛やそこから結婚に至るカップルが多いです。(特別な調査データなどの根拠はありません。あくまで個人的実感です😅)

これはストレスの強い職場環境で、一緒に苦楽を共に乗り越えるうちに同志としての感情が自然と恋愛感情に移り替わっていくからではないかと思います。「この人となら、結婚して一緒に生活しても上手くいくのでは?」と考えやすいのではないでしょうか。

また心理学でも「単純接触」という考えがあり、これは月に1回短い時間だけ会う素敵な相手よりも、毎日のように多くの時間を共有する相手の方に好意を持ちやすくなるというものです。この心理がより職場恋愛を加速させているとも考えられます。

加えて介護職は夜勤などの不規則な勤務形態と、収入もそれ程多くない事等から積極的に別の業界の人達との出会いに参加する人の割合が少なく、結果的に職場でしか恋愛相手を見つけられない環境になっているように思います。

職場以外の人と恋愛してもらう為には、会社側が自分達と取引関係にある医療機器メーカー等との食事会等を若い社員同志で開催したりすることが、今後ひょっとしたら行われるようになるかもしれません。(大きなお世話だと怒られるかな?^^;)

 

結論

職場恋愛は今の介護業界の業務環境などを考えれば、自然と多くなることは分かります。

個人的な話ですが、僕は今の妻とは上司の紹介で知り合い、付き合って結婚しました。妻がまったく別の職場であった為仕事と恋愛がゴチャゴチャになることなく、仕事に集中できたことはとても良かったと思います。

同じ職場で働いていれば、「素敵だな」と思える異性がいることも事実だと思います。しかし、ちゃんとした恋人が職場の外にいればその思いは「TVのアイドルに感じる感情」くらいで終わります。しかしそういった恋人がいないと、どうしても好きという感情が強くなって、結果職場恋愛になりやすいです。

結論として個人的には職場恋愛はデメリットが多い為、あまりお勧めできないです。これから恋人を探して結婚をしたいと思っている人は、是非職場以外で見つけてもらいたいと思います。

介護業界が働く人が、プロとして素晴らしい仕事をして、社会から高い評価を得る為にも、そこで働く人達が素敵な出会いと恋愛・結婚をして幸せになってもらう事も必要だと思います。

 

出版中のkindle本

「孤独になるのが怖い。でも人付き合いも苦手だしどうしていいか分からない」

こんな悩みを抱えている人へ。実は孤独は恐れる必要はない、むしろ夫婦や恋人、親友のような最高のパートナーにする事で今までの悩みが消え、これまでにないくらい人生を楽しむ為の1冊です

孤独死や一人ぼっちの老後など、孤独はネガティブなイメージが多いです。

しかし本当に人生を楽しむ為にはむしろ孤独と仲良くなる必要がある。孤独な時間を楽しむ事ができれば、無理な人付き合いをすることなく人生を楽しめる。その事実を一人でも多くの人に知ってほしい。

そんな思いで書いた4冊目の著書になります

多職種連携が苦手。人間関係を上手くまとめる事できないから、ケアマネ続ける自信が無い

こんなお悩みを抱えているケアマネさんへ。多職種連携を「心理学」という視点から上手くやる為の知識をまとめた本をkindleで作成しました。

ケアマネさんにとって多職種連携は絶対必須のスキル。なぜならこれができないと仕事にならないからです。でも、難しくて上手くできない。これが嫌で辞めていくケアマネさんも多いです。
本書はそんなケアマネさんの救いになればと思い書き上げた、3冊目の本になります。
この本の詳細については、こちらをご参照ください
医療連携が苦手なケアマネ向けにキンドル本も出版してます。

・主治医に連絡や相談するのが緊張してできない
・利用者が入院や退院した時に、病院の医療職との連携が苦手
・在宅の医療系サービスの上手な使い方が分からない
上記のような医療との連携に苦手意識や悩んでいるケアマネは多いです。
特に僕のような福祉系職種からケアマネになった人は、この「医療連携」の壁に必ずぶち当たります。
そんな医療連携で悩むケアマネの人を、一人でも減らし、ケアマネの仕事を自信をもってやってほしい!
そんな思いで本書を作り上げました。
かつては医療連携が苦手だった僕も現在はこんな感じです。
・ケアマネ歴10年以上(居宅の管理者も経験)
・従業員数1000人を超える大手医療法人グループで勤務
・毎日のように医師、看護師、リハビリスタッフと仕事を一緒にしている
・(全老健)リスクマネジャー
ケアマネとして長年の医療職との実際の連携の経験と、連携を上手くできるようにするためにたくさんの本や研修などから学んだ知識を1冊の本にまとめた自信作です。
アマゾンの電子書籍サービス「Kindle」での販売となります。

どんな内容の本か?もう少し詳しく分からないと買うかどうか決めれない

そんな人の為に、本の内容をより詳細にまとめた記事を書いたので興味がある方はまずはこちらを見てから検討してください

一般の方向けに「頑張りすぎない介護」をやってもらう為の本もkindleで作成しました

自分が倒れるまで頑張りすぎる人の助けになりたいと思い書き上げた、2作目の本になります。
この本の詳細についてはコチラをご参照ください
2冊とも、あの「GAFA」の一角、アマゾンが運営する電子書籍サービスkindleで購入する事ができます。

ちなみにKindle Unlimited(月額定額制の電子書籍読み放題サービス)を利用中の方であれば無料で読むこともできます。

Kindle Unlimitedご利用中の方は無料ですので是非ダウンロードして読んでみてください。

Kindle Unlimitedについて、より詳しく知りたい方はコチラをご参照ください

出版中のkindle本

「孤独になるのが怖い。でも人付き合いも苦手だしどうしていいか分からない」

こんな悩みを抱えている人へ。実は孤独は恐れる必要はない、むしろ夫婦や恋人、親友のような最高のパートナーにする事で今までの悩みが消え、これまでにないくらい人生を楽しむ為の1冊です

孤独死や一人ぼっちの老後など、孤独はネガティブなイメージが多いです。

しかし本当に人生を楽しむ為にはむしろ孤独と仲良くなる必要がある。孤独な時間を楽しむ事ができれば、無理な人付き合いをすることなく人生を楽しめる。その事実を一人でも多くの人に知ってほしい。

そんな思いで書いた4冊目の著書になります

多職種連携が苦手。人間関係を上手くまとめる事できないから、ケアマネ続ける自信が無い

こんなお悩みを抱えているケアマネさんへ。多職種連携を「心理学」という視点から上手くやる為の知識をまとめた本をkindleで作成しました。

ケアマネさんにとって多職種連携は絶対必須のスキル。なぜならこれができないと仕事にならないからです。でも、難しくて上手くできない。これが嫌で辞めていくケアマネさんも多いです。
本書はそんなケアマネさんの救いになればと思い書き上げた、3冊目の本になります。
この本の詳細については、こちらをご参照ください
医療連携が苦手なケアマネ向けにキンドル本も出版してます。

・主治医に連絡や相談するのが緊張してできない
・利用者が入院や退院した時に、病院の医療職との連携が苦手
・在宅の医療系サービスの上手な使い方が分からない
上記のような医療との連携に苦手意識や悩んでいるケアマネは多いです。
特に僕のような福祉系職種からケアマネになった人は、この「医療連携」の壁に必ずぶち当たります。
そんな医療連携で悩むケアマネの人を、一人でも減らし、ケアマネの仕事を自信をもってやってほしい!
そんな思いで本書を作り上げました。
かつては医療連携が苦手だった僕も現在はこんな感じです。
・ケアマネ歴10年以上(居宅の管理者も経験)
・従業員数1000人を超える大手医療法人グループで勤務
・毎日のように医師、看護師、リハビリスタッフと仕事を一緒にしている
・(全老健)リスクマネジャー
ケアマネとして長年の医療職との実際の連携の経験と、連携を上手くできるようにするためにたくさんの本や研修などから学んだ知識を1冊の本にまとめた自信作です。
アマゾンの電子書籍サービス「Kindle」での販売となります。

どんな内容の本か?もう少し詳しく分からないと買うかどうか決めれない

そんな人の為に、本の内容をより詳細にまとめた記事を書いたので興味がある方はまずはこちらを見てから検討してください

一般の方向けに「頑張りすぎない介護」をやってもらう為の本もkindleで作成しました

自分が倒れるまで頑張りすぎる人の助けになりたいと思い書き上げた、2作目の本になります。
この本の詳細についてはコチラをご参照ください
2冊とも、あの「GAFA」の一角、アマゾンが運営する電子書籍サービスkindleで購入する事ができます。

ちなみにKindle Unlimited(月額定額制の電子書籍読み放題サービス)を利用中の方であれば無料で読むこともできます。

Kindle Unlimitedご利用中の方は無料ですので是非ダウンロードして読んでみてください。

Kindle Unlimitedについて、より詳しく知りたい方はコチラをご参照ください

つぶやき
スポンサーリンク
ケアマネサプリ

コメント

タイトルとURLをコピーしました