ケアマネのアセスメントでやってはいけない事を知っておこう

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アセスメント

アセスメント面接もある程度数をこなしてくると、「もうしっかりできるようになった」と自信がついてくるものです。

自信はないよりあったほうがもちろんいいのですが、自分の仕事を振り返らないままでいると、端から見た時

「ちょっと、それはダメなんじゃないの・・・」

そんな風に思ってしまう面接をしているケアマネは結構います。

なので今回はアセスメント面接でこれだけはやってはいけないという事を紹介したいと思います。

 

①自己紹介を忘れる

アセスメント面接を行う前に利用者に自分が何者でどういう役割、また何ができるのかを説明もせずにアセスメントシートに書かれているようなことを聞いてしまうのは避けたいです。

「困っていることを解決する方法を一緒に考える仕事です」「○○さんが必要とされていることと手立てをつなげる仕事です」など相手の理解力や性格などに応じて紹介の言葉を幾つか事前に用意しておきましょう。

またいきなり堅い事務的な話ばかりだと相手も身構えるし疲れます。

「庭の花きれいですね」や「その服の柄いいですね」などアイスブレーキングな言葉も交える事で「この人の話なら聞いてみようかな」と思ってもらえやすい工夫をしましょう。

 

②アセスメントシートの項目を機械的に聞いていく

初任者のCMがやりがちなのが携帯しているアセスメントシートの項目を上から順に質問してメモをとっていくだけというやつです。

不慣れなうちはアセスメントシーを携帯してメモをとっても良いのですが、機械的質問を繰り返すだけでは相手は尋問を受けているような印象を受け、本当の事を語ってくれません。

そのため、アセスメントシートの項目を聞くことはできるだけ最小限にして、利用者や家族の表情や仕草など言葉に表れない相手の想いを読み取ることに力を注ぐほうが効果的な面接になります。

(例)

CM:「最近外出はしていますか」

利用者:「前はしていたけど最近はしていないね」

CM:「前はどのくらい外出  していたのですか」

 

③一度に全部を聞こうとする

一度の面接でアセスメントシートの項目を埋めようとするのも、やりがちですが避けたい事です。。

全項目を一度の面接で埋めようとするのは、時間も掛かるため利用者や家族は疲れるし、何よりCMのペースだけで面接しても相手が心を開いてくれず本当の思いなどが聞けません。

その為「今日はここだけでも確認しよう」と、あらかじめ聞いておきたい項目をいくつか絞り、それ以外は2回目、3回目の面接の時に除々に聞いていくようにしましょう。

ただし例外として、緊急度の高いニーズがある場合はそのニーズを満たすのに必要な情報はきちんと聞いて対応します。緊急度が高い場合は、利用者も家族もその事を理解しているため、質問に積極的に答えてくれる事が多いです。

 

④困っているのが誰か分かっていない

これは家族が支援の依頼をし、本人は介護サービスなどの利用をあまりよく思っていない場合に多いです。

このような時本人に「何に困っていますか?」等質問しても「別になにも困ってないけど・・・」となってしまい、家族の言いなりなケアプランになってしまう傾向があります。

このような本人のニーズを置き去りにしたケアプランにならないようにする為にも、相談に至った経緯を視野に入れ誰が、何に困っており、なぜサービスを利用したいと思っているのかを理解していく必要があります。

 

⑤分かったつもりになっている

アセスメントに慣れてくると、確認作業なしに自分の憶測を確定事項としてしまう事が増えてきますが、これも避けたいことの一つです。

利用者や家族の話から「多分こうなのだろう」と考えそれで終わってしまうからこのような事が起きてしまいます。

得た情報から仮説や憶測を立てることは構わないのですが、その仮説や憶測の確認なしで物事を進めては、後々すれ違いが生じ信頼関係が構築できなくなります。

「要するに今のお話はこういうことでしょうか?」と自分の推測を確認していきましょう。

そうやって確認していけば相手は「そうだよ」や「そうではなく、こういうこと」と教えてくれるので、恐れずに聞いていきましょう。

 

⑥サービス利用の希望を本人に確認しない

これは④とも重なる部分が多いのですが、家族が最初から「デイサービスを利用させたい」など明確なサービス利用の意思表示をしている時に多いです。

家族の中で家族のほうが、利用者よりパワーが強いケースだとそのまま引きずられて家族の意向のみでケアプランを決めてしまう事があります。

しかしこれはやってはいけない事です。例えばデイサービス等を急に行かなくなったいりするケースには、大体このようにアセスメントの段階でのミスが背景にあったりすることが多いです。

加えて本人の意向を確認せずにサービス利用を開始しても効果的な支援は期待できないことは、ケアマネの方なら分かると思います。

「ご家族はこうおっしゃっていますが、○○さんはどう思っていますか?」など本人にも必ずサービス利用についての意向を確認しましょう。

 

⑦一度聞いた情報を絶対的なものを思い込む

名前、生年月日、出身地など変わらない情報と、生活に対する考え方など流動的に変わる情報があります。

最初は○○と言っても、時間や場所、周囲の環境や体調などで考えが変わるのが普通の事です。その為モニタリングの時などにアセスメントに書かれている考えに変わりがないのか等日頃から確認していく必要があります。

 

⑧安請け合いをする

気弱になっていたり落ち込んでいたする利用者や家族を見てつい「大丈夫ですよ」「心配しなくていいですよ」など言ってしまう事ってないですか!?

一見良い事のように思うんですが、安易な励ましや力づけは利用者や家族が思ったように行かない場合に「あんたは大丈夫といったじゃないか」など相手に不信感を与えて、せっかく築いた信頼関係が崩れる原因になったりします。そんなことになったら最悪ですよね・・・。

その為根拠のない励ましはしないようにします。しかし、困ったり弱っている相手が目の前にいるのだから何か言葉をかけてあげたい気持ちは分かります。

そのような場合は励ますのではなく「辛かったですね」「心配なんですね」と相手に共感の意思を示し「一緒に考えていきましょう」「いつでも相談してください」とCMが自分達にとって寄り添う存在であることを伝えましょう。そうすることで相手は安心や前向きな気持ちになれ、それだけでも「相談してよかった」と思ってもらえることが多いのです。

 

⑨教えてくれて当然と思う

「アセスメントに必要だから何でも聞いていいし、聞いて教えてくれるのが当然」くらいの態度の人を見ることががありますが、当然そんな事はないです。

CMが個人的な事を聞けるのは「こういった支援を行うのに必要だから」という根拠がなければいけません。その為根拠もなく支援に必要のない情報は聞いてはいけないのです。

(例えばですが、KPの娘が結婚歴があるのかないのか、仕事は何をしている、とかです。そういったあまり話したくない情報を聞くのであれば「何の為にこの情報を得るのか、その根拠を示せるか」ちゃんと自問自答しましょう)

また支援に必要だからといっても個人的な内容を話すことは利用者や家族からすれば負担を感じることも多いです。情報を教えてくれた事に対して感謝の意を表すことを忘れないようにしましょう。

 

まとめ

いかがでしょうか?多分ケアマネをやっていたら一つくらいは「これやってるわ~」というものがあるんじゃないでしょうか。(実際僕もやってしまっているものあります😅)

しかもケアマネという立場になると、なまじ誰も注意してくれない(できない??)為自分のやっていることが正しいのかそうでないのか分からない事が多いです。

全部をいきなり修正することは難しい為、思い当たることがあった場合、できそうなことから改善していくと質の高いアセスメント面接ができると思いますので是非参考にしてください。

 

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