【閲覧注意】ケアマネのマスク配布依頼、僕達は配達屋じゃない!

スポンサーリンク
【閲覧注意】ケアマネのマスク配布依頼、僕達は配達屋じゃない! つぶやき

先日こういうツイートをしました。

このツイートは思った以上に反響があり、皆同じような思いを抱えている人が多いと知りました。

その為今回は、ケアマネのマスク配布が決まり、実際に届くまで僕が感じていたモヤモヤを全て出します。つまり

マスク配布に対してブチギレます!

普段このサイトでは、ケアマネ等の専門職に少しでも実務レベルで役に立つような知識やノウハウについて、できるだけ事実と客観的根拠をベースに紹介させてもらっている為、個人の感情的な記事はほとんど書いていません。

しかしツイッターだけではこの思いを伝えきることができそうにない為、ブログで自分の思いを吐き出そうと考えました。

かなり挑戦的な事も書くため、この記事に関してはそういった内容を読みたくない人は読まない方が良いと思い閲覧注意」とさせていただきました。

 

まず今回マスクを配布するよう国から言われている内容は以下の通りです。

  • 訪問系・通所系サービスの利用者の分は、居宅介護支援事業所のケアマネ が配布
  • 訪問系・通所系サービス以外(小多機・看多機を含む)の利用者の分は、各施設・事業所が直接配布する
  • 総合事業の利用者の分は、地域包括支援センターが配布

百歩譲って、入所系は良いとしましょう。何故なら利用者が実質の生活の場がそこなのだから、書類上の住所地に送った所でマスクが届かないのでは意味がありません。

しかし、在宅系は違います。実際そこに住んでいるんだから、国が直接送れば良いのです。何故僕達ケアマネがわざわざ大きな負担をおってまでこんな事をしなければならないのか?

負担となる理由としては

  • 緊急事態宣言が出され、ケアマネも担当者会議やモニタリングなどで人と合う事に制限がかけられている状況でマスクを配る為だけに、訪問する必要があるのか?
  • ケアマネの家族や、ケアマネ自身が濃厚接触者や感染の疑いが強い場合2週間は休んでもらう必要があり、その場合人手が大幅に不足して、マスクを配るマンパワーも大変なものになる
  • まだ流行していない地域でも、東京等から帰郷している家族が一時的に同居していた場合、配布業務の結果ケアマネも感染のリスクが高くなる
  • 配っても認知症の利用者が忘れて「ケアマネに配ってもらってない」等言い出す可能性あり。その対策で同意書の作成や、家族への連絡や同意書の郵送等が必要になれば、さらにケアマネの負担は増加する

アバウトに考えても、これくらい負担になる理由はあります。そして僕が最も許せないのは

 

マスクを配布するという、通常ケアマネに想定されていない仕事を国はタダ働きでさせようとしている

 

上記に挙げたように、これだけ負担の大きな仕事を無報酬ですよ。信じられません。

そもそも国は僕達ケアマネに対してこれまでまともな報酬をずっと支払ってきませんでした。その証拠に居宅事業所だけがずっと収支がマイナスであり、一度も黒になった事はありません。

これはそもそも単独経営では収益が出ないような報酬体系だからです。特定事業所加算を取ればなんとか黒になりますが、それでも経営が超絶苦しいのは間違いありません。

それに加えて、僕達ケアマネの報酬や処遇をさらに下げようとしているのがこれまでの国のやり方や動きでした。こんな仕打ちを僕達にしてきた連中が、コロナで困った時だけ協力してくれと言ってきたので、どんな内容かと蓋を開けてみればタダ働きの強要です。

これ、ちょっと分かりやすい例えで言います。

僕達ケアマネが大衆食堂の経営をしているとします。ランチメニューを原価250円なので、750円で売りたいとこちらは考えています。ところが国はこのランチメニューを

「200円で売れ」

これまでこう言ってきたのです。これではいくらやっても赤字です。

そして今回国は追加メニューでデザートを頼みました。しかし

「デザート追加注文するけど、当然無料でサービスしてくれるよね?」

こう言ってきたのです。こちらが要求するランチの代金を支払ってこなかったばかりか、追加で頼んだデザートの代金も踏み倒そうとしているのです。もはやヤクザよりタチの悪い悪徳業者にしか見えません。

 

上手くごまかしていますが、今回のマスク配布依頼はこういう構造なのです。僕達ケアマネのやりがい搾取でしかありません。

僕が国に言いたいのは

ケアマネに働いてほしいのなら、まずちゃんとお金を払え!!

ハッキリ言います。僕はケアマネは今の報酬の3倍はもらっていいと思います。どれだけ少なくても2倍、それ以下は話になりません。

予算が無い等と言うのは、本気で支払う気がない言い訳に過ぎません。僕達ケアマネを介護保険制度の要だと言うなら、議員や政治家の給料を半分以下にして、その分で僕達に支払えばいいのです。

 

僕はこのマスク配布に、一人でも多くのケアマネが異議を唱えてほしいです。逆に今が自分達のこれまでの不適切な処遇を変えるチャンスでもあります。

お金が全てではないという人もいるでしょう。しかし、自分達が頑張った分ちゃんと収入という具体的な形で報われ、生活が豊かになる。それが結果として高いプロ意識の形成に繋がるのではないでしょうか?

幾ら苦労して頑張っても、自分達の生活が苦しいままで「もっとこの仕事を頑張ろう。そして利用者や家族、地域、社会の為になるようなケアマネになろう」

そんな風に本気で思えますか?少なくとも僕は思えません。

このブログを見てくれた人の一人でも多くの人が、今自分にできる行動に移してほしいです。そうでないと、僕達ケアマネはいつまでも国から搾取されてしまいます。

いい加減、僕達ケアマネも自分達の未来は自分達で作っていきませんか?

 

 

 

 

 

 

出版中のkindle本

「自分の老後は絶望的な未来しか見えなくて、常に不安を感じながら生きている」

そんなあなたへ。ケアマネ歴10年以上の著者が、多くの人が抱える老後の不安を解消する本を余すことなく紹介した本です。

「孤独になるのが怖い。でも人付き合いも苦手だしどうしていいか分からない」

こんな悩みを抱えている人へ。実は孤独は恐れる必要はない、むしろ夫婦や恋人、親友のような最高のパートナーにする事で今までの悩みが消え、これまでにないくらい人生を楽しむ為の1冊です

孤独死や一人ぼっちの老後など、孤独はネガティブなイメージが多いです。

しかし本当に人生を楽しむ為にはむしろ孤独と仲良くなる必要がある。孤独な時間を楽しむ事ができれば、無理な人付き合いをすることなく人生を楽しめる。その事実を一人でも多くの人に知ってほしい。

そんな思いで書いた4冊目の著書になります

多職種連携が苦手。人間関係を上手くまとめる事できないから、ケアマネ続ける自信が無い

こんなお悩みを抱えているケアマネさんへ。多職種連携を「心理学」という視点から上手くやる為の知識をまとめた本をkindleで作成しました。

ケアマネさんにとって多職種連携は絶対必須のスキル。なぜならこれができないと仕事にならないからです。でも、難しくて上手くできない。これが嫌で辞めていくケアマネさんも多いです。
本書はそんなケアマネさんの救いになればと思い書き上げた、3冊目の本になります。
この本の詳細については、こちらをご参照ください
医療連携が苦手なケアマネ向けにキンドル本も出版してます。

・主治医に連絡や相談するのが緊張してできない
・利用者が入院や退院した時に、病院の医療職との連携が苦手
・在宅の医療系サービスの上手な使い方が分からない
上記のような医療との連携に苦手意識や悩んでいるケアマネは多いです。
特に僕のような福祉系職種からケアマネになった人は、この「医療連携」の壁に必ずぶち当たります。
そんな医療連携で悩むケアマネの人を、一人でも減らし、ケアマネの仕事を自信をもってやってほしい!
そんな思いで本書を作り上げました。
かつては医療連携が苦手だった僕も現在はこんな感じです。
・ケアマネ歴10年以上(居宅の管理者も経験)
・従業員数1000人を超える大手医療法人グループで勤務
・毎日のように医師、看護師、リハビリスタッフと仕事を一緒にしている
・(全老健)リスクマネジャー
ケアマネとして長年の医療職との実際の連携の経験と、連携を上手くできるようにするためにたくさんの本や研修などから学んだ知識を1冊の本にまとめた自信作です。
アマゾンの電子書籍サービス「Kindle」での販売となります。

どんな内容の本か?もう少し詳しく分からないと買うかどうか決めれない

そんな人の為に、本の内容をより詳細にまとめた記事を書いたので興味がある方はまずはこちらを見てから検討してください

一般の方向けに「頑張りすぎない介護」をやってもらう為の本もkindleで作成しました

自分が倒れるまで頑張りすぎる人の助けになりたいと思い書き上げた、2作目の本になります。
この本の詳細についてはコチラをご参照ください
2冊とも、あの「GAFA」の一角、アマゾンが運営する電子書籍サービスkindleで購入する事ができます。

ちなみにKindle Unlimited(月額定額制の電子書籍読み放題サービス)を利用中の方であれば無料で読むこともできます。

Kindle Unlimitedご利用中の方は無料ですので是非ダウンロードして読んでみてください。

Kindle Unlimitedについて、より詳しく知りたい方はコチラをご参照ください

出版中のkindle本

「自分の老後は絶望的な未来しか見えなくて、常に不安を感じながら生きている」

そんなあなたへ。ケアマネ歴10年以上の著者が、多くの人が抱える老後の不安を解消する本を余すことなく紹介した本です。

「孤独になるのが怖い。でも人付き合いも苦手だしどうしていいか分からない」

こんな悩みを抱えている人へ。実は孤独は恐れる必要はない、むしろ夫婦や恋人、親友のような最高のパートナーにする事で今までの悩みが消え、これまでにないくらい人生を楽しむ為の1冊です

孤独死や一人ぼっちの老後など、孤独はネガティブなイメージが多いです。

しかし本当に人生を楽しむ為にはむしろ孤独と仲良くなる必要がある。孤独な時間を楽しむ事ができれば、無理な人付き合いをすることなく人生を楽しめる。その事実を一人でも多くの人に知ってほしい。

そんな思いで書いた4冊目の著書になります

多職種連携が苦手。人間関係を上手くまとめる事できないから、ケアマネ続ける自信が無い

こんなお悩みを抱えているケアマネさんへ。多職種連携を「心理学」という視点から上手くやる為の知識をまとめた本をkindleで作成しました。

ケアマネさんにとって多職種連携は絶対必須のスキル。なぜならこれができないと仕事にならないからです。でも、難しくて上手くできない。これが嫌で辞めていくケアマネさんも多いです。
本書はそんなケアマネさんの救いになればと思い書き上げた、3冊目の本になります。
この本の詳細については、こちらをご参照ください
医療連携が苦手なケアマネ向けにキンドル本も出版してます。

・主治医に連絡や相談するのが緊張してできない
・利用者が入院や退院した時に、病院の医療職との連携が苦手
・在宅の医療系サービスの上手な使い方が分からない
上記のような医療との連携に苦手意識や悩んでいるケアマネは多いです。
特に僕のような福祉系職種からケアマネになった人は、この「医療連携」の壁に必ずぶち当たります。
そんな医療連携で悩むケアマネの人を、一人でも減らし、ケアマネの仕事を自信をもってやってほしい!
そんな思いで本書を作り上げました。
かつては医療連携が苦手だった僕も現在はこんな感じです。
・ケアマネ歴10年以上(居宅の管理者も経験)
・従業員数1000人を超える大手医療法人グループで勤務
・毎日のように医師、看護師、リハビリスタッフと仕事を一緒にしている
・(全老健)リスクマネジャー
ケアマネとして長年の医療職との実際の連携の経験と、連携を上手くできるようにするためにたくさんの本や研修などから学んだ知識を1冊の本にまとめた自信作です。
アマゾンの電子書籍サービス「Kindle」での販売となります。

どんな内容の本か?もう少し詳しく分からないと買うかどうか決めれない

そんな人の為に、本の内容をより詳細にまとめた記事を書いたので興味がある方はまずはこちらを見てから検討してください

一般の方向けに「頑張りすぎない介護」をやってもらう為の本もkindleで作成しました

自分が倒れるまで頑張りすぎる人の助けになりたいと思い書き上げた、2作目の本になります。
この本の詳細についてはコチラをご参照ください
2冊とも、あの「GAFA」の一角、アマゾンが運営する電子書籍サービスkindleで購入する事ができます。

ちなみにKindle Unlimited(月額定額制の電子書籍読み放題サービス)を利用中の方であれば無料で読むこともできます。

Kindle Unlimitedご利用中の方は無料ですので是非ダウンロードして読んでみてください。

Kindle Unlimitedについて、より詳しく知りたい方はコチラをご参照ください

つぶやき
スポンサーリンク
ケアマネサプリ

コメント

タイトルとURLをコピーしました