知らないとケアマネできない疾患①「パーキンソン病」

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医療連携

これからのケアマネは医療との連携が欠かせません。逆に医療との連携ができないケアマネはこれから淘汰されていくと言われています。

その為医療に強いケアマネになることを目指して、「生活支援がわかる ケアマネジャーの医療知識」から僕がオススメするケアマネが絶対に知っておきたい疾患の知識や疾患の特性を押さえたうえでのケアマネジメントのポイントを紹介していきます。

今回紹介するのは「パーキンソン病」です。

パーキンソン病の原因

僕達の体は、大脳皮質からの指令が筋肉に伝わることによって動いています。この大脳皮質の指令を調節し、体の動きをスムーズにしているのがドパミンです。 パーキンソン病は、中脳の黒質にあるドパミン神経細胞が壊れて作られるドパミンが減ることによって発症します。

しかし、なぜドパミンが減るのかその理由は分かっておらず、神経難病の一つとして位置づけられています。

パーキンソン病とパーキンソン症候群の違いは?

パーキンソン病特有の症状の事を「パーキンソンニズム」と言い、これらの症状を起こす全ての疾患や薬の副作用を「パーキンソン症候群」と言います。その中でパーキンソン病と診断されれば「パーキンソン病」と病名がつきます。つまりパーキンソン症候群の中の一つがパーキンソン病という位置づけです。

パーキンソニズムを起こす病気は、パーキンソン病のほかの神経変性疾患では、多系統萎縮症(MSA)、進行性核上性麻痺、大脳皮質基底核変性症などがありパーキンソン病との区別が難しいとされ、専門医でも性格な診断には時間がかかると言われています。その為途中から病名が変わって「パーキンソン病」とつけられる人もいます。

パーキンソン病の四大徴候

パーキンソン病は押さえておきたい特徴に「四大徴候」というのがあります。

①寡動

動作開始に時間がかかり、全体の動作が緩慢になる症状です。手足を細かく動かすことが難しくなったり、顔面に症状が出ると表情が乏しくなります。それ以外にもまばたきが少なくなり、嚥下がうまくできず涎が垂れます。

こういった顔の事を「仮面様顔貌」と呼ばれ、パーキンソン病特有な表情になります。

②振戦

手足がブルブルと震えます。不随意運動の一種で、多くは片側手足に症状が出現し徐々に両側に広がっていきます。

③筋固縮

骨格筋の筋緊張が亢進することにより引き起こされる症状です。その様子は鉛管現象や歯車現象と呼ばれ同じ筋緊張亢進の痙性とは異なります。

④姿勢反射異常

姿勢が前傾になり、頭を前方に突き出し、上半身を前屈し両手を前方に置くような姿勢になってきます。そうしてすくみ足や突進するように歩く、また後方へのバランス低下や踏ん張りが効かなくなることから転倒しやすくなります。

パーキンソン病の主な症状

特徴的な症状として

・起立性低血圧

・発汗障害

・便秘

・排尿障害による頻尿や尿閉

・認知機能障害、精神症状

また上記以外にも症状の日内変動(オンオフ現象)や急に薬の効果が切れる現象(ウェアリングオフ現象)、意思とは関係なく身体が動く現象(ジスキネジア)が現れます。ドパミン作動薬により誘発される幻覚妄想、うつ、むずむず足症候群もあり、これが原因で不眠にも繋がります。

パーキンソン病の重症度分類

パーキンソン病では症状の進行に伴う重症度というのが定められています。ガンで言うと進行のステージ等と同じです。「ホーン・ヤール」と厚労省が定めている「生活機能障害度」です。

ちなみに難病患者をサポートする「特定医療費受給者証」とは

に書いた医療費の助成を受ける為の認定基準として

  • ホーン・ヤール重症度分類Ⅲ度以上で生活機能障害度Ⅱ度以上
  • 軽症者であっても、1か月の医療費総額が33,330円を超える月が、年間3回以上ある場合は助成の対象になる(軽症高額該当)

これ、結構大事なのでケアマネとして覚えておきましょう。

パーキンソン病の治療方法

①薬物療法

まずはこれがメインになります。様々な種類があります。

パーキンソン病の薬というのは付随する合併症に応じたタイプの薬を処方することになるため、複数の症状が出現するとそれだけ内服薬も多くなります。その分副作用の出現リスクや、内服を指示通り飲むことが難しくなるという特徴があります。

②リハビリテーション

パーキンソン病でリハビリを行う目的に運動能力の改善だけでなく、うつや睡眠障害などの精神症状や認知症、生活機能の改善とQOLの向上なと多岐に渡ります。早期発見→日々の生活の中に運動習慣を取り入れていくのが望ましいと言えます。

③脳外科的治療

医療機関でガンマナイフを用いた定位的破壊術、脳深部刺激法などがあります。脳外科的治療の適応基準も整えられ、患者のADL、QOL、環境、年齢、症状を十分に踏まえて行うよう定められています。

まとめ

今日紹介した主な内容として

・パーキンソン症候群とパーキンソン病の違い

・パーキンソン病の四大徴候(寡動、振戦、筋固縮、姿勢反射異常)

・パーキンソン病の主な症状(起立性低血圧・発汗障害・便秘・排尿障害による頻尿や尿閉・認知機能障害、精神症状等)

・パーキンソン病の重症度分類

・治療法

をご紹介しました。次回は今回紹介したパーキンソン病のケアマネジメントのポイントをご紹介します。

参考書籍


 

 

 

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