ケアプランの「初回・紹介・継続」の意味、理解できていますか?

スポンサーリンク
ケアプランの「初回・紹介・継続」の意味、理解できていますか? ケアプラン作成

ケアプランの第1表に「初回・紹介・継続」って欄がありますよね?

これ、結構適当に○つけている人いませんか?ちなみに僕は、ちゃんと意味を理解していなくてしばらく適切にマークできていませんでした。

「初回は初めてケアプラン作る人」

「紹介は病院とか包括とか、誰かの紹介があった人」

「継続は2回以上うちでケアプラン作っている人」

お恥ずかしい話ですが、こんな風にしか理解していませんでした。もし過去の僕と同じような間違った理解をしている人がいたら、今日ご紹介する記事を是非参考にして、正しい箇所に○をつけてもらえるようになってくれるといいと思います。

ケアプランの「初回・紹介・継続」の意味とは?

退院・対処加算、コロナ対応中は職員と面談しなくても算定可能に!

「初回・紹介・継続」
当該利用者が、当該居宅介護支援事業所において初めて居宅介護支援を受ける場合は「初回」に、他の居宅介護支援事業所(同一居宅介護支援事業者の他の事業所を含む。以下同じ。)又は介護保険施設から紹介された場合は「紹介」に、それ以外の場合は「継続」に○を付す。
なお、「紹介」とは、当該利用者が他の居宅介護支援事業所又は介護保険施設において既に居宅介護支援等を受けていた場合を指す。
また、「継続」とは、当該利用者が既に当該居宅介護支援事業所から居宅介護支援を受けている場合を指す。
おって、当該居宅介護支援事業所において過去に居宅介護支援を提供した経緯がある利用者が一定期間を経過した後に介護保険施設から紹介を受けた場合には、「紹介」及び「継続」の両方を○印で囲むものとする。

引用:介護サービス計画書の様式及び課題分析標準項目の提示について
(平成 11 年 11 月 12 日老企第 29 号厚生省老人保健福祉局企画課長通知)

ちなみにここでは居宅と書かれていますが、考え方は施設でも同じです。

この文書だけだと分かりにくいのでポイントをまとめますと

・自分の事業所で過去にケアマネジメントを行った履歴があったかどうか

・他の事業所で過去にケアマネジメントを行った履歴があったかどうか

判断材料はこれだけなんです。

・自分の事業所で過去にケアマネジメントを行った事が1回もない人は「初回」
・自分の事業所で過去にケアマネジメントを行った事が1回以上ある人は「継続」
・他の事業所(在宅・施設全て)でケアマネジメントを受けた事がある人が、自分の事業所と契約しケアプランを作成する時は「紹介」
・重複する内容がある時は2つとも○をつける

こんな感じです。ではこんなケースではどうでしょう?

これまで居宅事業所Aと契約して、ケアプランに基づいた支援を受けていたBさん。
体調を悪くし病院に入院。入院加療によりADLが低下したことから、C老人保健施設に入所して少しの間リハビリをすることになりました。

この場合老人保健施設のケアマネジャーがケアプランを作成する場合どうすればよいでしょう?

答え

もしBさんが過去にC老人保健施設に入所歴があれば「継続」、ない場合は「初回」

そして今回は居宅事業所Aでのケアマネジメント歴があるので「紹介」

つまり入所歴があれば「紹介・継続」ないなら「初回・継続」の両方に○をつけることになります。

まとめ

ケアプランの「初回・紹介・継続」判断のポイントは

・自分の事業所で過去にケアマネジメントを行った事が1回もない人は「初回」
・自分の事業所で過去にケアマネジメントを行った事が1回以上ある人は「継続」
・他の事業所(在宅・施設全て)でケアマネジメントを受けた事がある人が、自分の事業所と契約しケアプランを作成する時は「紹介」
・重複する内容がある時は2つとも○をつける

これだけ覚えておけばもう迷うことは無くなると思います。ちょっとしたことではありますが、案外こういう所を実地指導の時にツッコまれたりします。

正しく理解してつまらない指導を受けることがないよう、日々備えておきましょう。

出版中のkindle本

「自分の老後は絶望的な未来しか見えなくて、常に不安を感じながら生きている」

そんなあなたへ。ケアマネ歴10年以上の著者が、多くの人が抱える老後の不安を解消する本を余すことなく紹介した本です。

「孤独になるのが怖い。でも人付き合いも苦手だしどうしていいか分からない」

こんな悩みを抱えている人へ。実は孤独は恐れる必要はない、むしろ夫婦や恋人、親友のような最高のパートナーにする事で今までの悩みが消え、これまでにないくらい人生を楽しむ為の1冊です

孤独死や一人ぼっちの老後など、孤独はネガティブなイメージが多いです。

しかし本当に人生を楽しむ為にはむしろ孤独と仲良くなる必要がある。孤独な時間を楽しむ事ができれば、無理な人付き合いをすることなく人生を楽しめる。その事実を一人でも多くの人に知ってほしい。

そんな思いで書いた4冊目の著書になります

多職種連携が苦手。人間関係を上手くまとめる事できないから、ケアマネ続ける自信が無い

こんなお悩みを抱えているケアマネさんへ。多職種連携を「心理学」という視点から上手くやる為の知識をまとめた本をkindleで作成しました。

ケアマネさんにとって多職種連携は絶対必須のスキル。なぜならこれができないと仕事にならないからです。でも、難しくて上手くできない。これが嫌で辞めていくケアマネさんも多いです。
本書はそんなケアマネさんの救いになればと思い書き上げた、3冊目の本になります。
この本の詳細については、こちらをご参照ください
医療連携が苦手なケアマネ向けにキンドル本も出版してます。

・主治医に連絡や相談するのが緊張してできない
・利用者が入院や退院した時に、病院の医療職との連携が苦手
・在宅の医療系サービスの上手な使い方が分からない
上記のような医療との連携に苦手意識や悩んでいるケアマネは多いです。
特に僕のような福祉系職種からケアマネになった人は、この「医療連携」の壁に必ずぶち当たります。
そんな医療連携で悩むケアマネの人を、一人でも減らし、ケアマネの仕事を自信をもってやってほしい!
そんな思いで本書を作り上げました。
かつては医療連携が苦手だった僕も現在はこんな感じです。
・ケアマネ歴10年以上(居宅の管理者も経験)
・従業員数1000人を超える大手医療法人グループで勤務
・毎日のように医師、看護師、リハビリスタッフと仕事を一緒にしている
・(全老健)リスクマネジャー
ケアマネとして長年の医療職との実際の連携の経験と、連携を上手くできるようにするためにたくさんの本や研修などから学んだ知識を1冊の本にまとめた自信作です。
アマゾンの電子書籍サービス「Kindle」での販売となります。

どんな内容の本か?もう少し詳しく分からないと買うかどうか決めれない

そんな人の為に、本の内容をより詳細にまとめた記事を書いたので興味がある方はまずはこちらを見てから検討してください

一般の方向けに「頑張りすぎない介護」をやってもらう為の本もkindleで作成しました

自分が倒れるまで頑張りすぎる人の助けになりたいと思い書き上げた、2作目の本になります。
この本の詳細についてはコチラをご参照ください
2冊とも、あの「GAFA」の一角、アマゾンが運営する電子書籍サービスkindleで購入する事ができます。

ちなみにKindle Unlimited(月額定額制の電子書籍読み放題サービス)を利用中の方であれば無料で読むこともできます。

Kindle Unlimitedご利用中の方は無料ですので是非ダウンロードして読んでみてください。

Kindle Unlimitedについて、より詳しく知りたい方はコチラをご参照ください

出版中のkindle本

「自分の老後は絶望的な未来しか見えなくて、常に不安を感じながら生きている」

そんなあなたへ。ケアマネ歴10年以上の著者が、多くの人が抱える老後の不安を解消する本を余すことなく紹介した本です。

「孤独になるのが怖い。でも人付き合いも苦手だしどうしていいか分からない」

こんな悩みを抱えている人へ。実は孤独は恐れる必要はない、むしろ夫婦や恋人、親友のような最高のパートナーにする事で今までの悩みが消え、これまでにないくらい人生を楽しむ為の1冊です

孤独死や一人ぼっちの老後など、孤独はネガティブなイメージが多いです。

しかし本当に人生を楽しむ為にはむしろ孤独と仲良くなる必要がある。孤独な時間を楽しむ事ができれば、無理な人付き合いをすることなく人生を楽しめる。その事実を一人でも多くの人に知ってほしい。

そんな思いで書いた4冊目の著書になります

多職種連携が苦手。人間関係を上手くまとめる事できないから、ケアマネ続ける自信が無い

こんなお悩みを抱えているケアマネさんへ。多職種連携を「心理学」という視点から上手くやる為の知識をまとめた本をkindleで作成しました。

ケアマネさんにとって多職種連携は絶対必須のスキル。なぜならこれができないと仕事にならないからです。でも、難しくて上手くできない。これが嫌で辞めていくケアマネさんも多いです。
本書はそんなケアマネさんの救いになればと思い書き上げた、3冊目の本になります。
この本の詳細については、こちらをご参照ください
医療連携が苦手なケアマネ向けにキンドル本も出版してます。

・主治医に連絡や相談するのが緊張してできない
・利用者が入院や退院した時に、病院の医療職との連携が苦手
・在宅の医療系サービスの上手な使い方が分からない
上記のような医療との連携に苦手意識や悩んでいるケアマネは多いです。
特に僕のような福祉系職種からケアマネになった人は、この「医療連携」の壁に必ずぶち当たります。
そんな医療連携で悩むケアマネの人を、一人でも減らし、ケアマネの仕事を自信をもってやってほしい!
そんな思いで本書を作り上げました。
かつては医療連携が苦手だった僕も現在はこんな感じです。
・ケアマネ歴10年以上(居宅の管理者も経験)
・従業員数1000人を超える大手医療法人グループで勤務
・毎日のように医師、看護師、リハビリスタッフと仕事を一緒にしている
・(全老健)リスクマネジャー
ケアマネとして長年の医療職との実際の連携の経験と、連携を上手くできるようにするためにたくさんの本や研修などから学んだ知識を1冊の本にまとめた自信作です。
アマゾンの電子書籍サービス「Kindle」での販売となります。

どんな内容の本か?もう少し詳しく分からないと買うかどうか決めれない

そんな人の為に、本の内容をより詳細にまとめた記事を書いたので興味がある方はまずはこちらを見てから検討してください

一般の方向けに「頑張りすぎない介護」をやってもらう為の本もkindleで作成しました

自分が倒れるまで頑張りすぎる人の助けになりたいと思い書き上げた、2作目の本になります。
この本の詳細についてはコチラをご参照ください
2冊とも、あの「GAFA」の一角、アマゾンが運営する電子書籍サービスkindleで購入する事ができます。

ちなみにKindle Unlimited(月額定額制の電子書籍読み放題サービス)を利用中の方であれば無料で読むこともできます。

Kindle Unlimitedご利用中の方は無料ですので是非ダウンロードして読んでみてください。

Kindle Unlimitedについて、より詳しく知りたい方はコチラをご参照ください

ケアプラン作成
スポンサーリンク
ケアマネサプリ

コメント

タイトルとURLをコピーしました