意外と知られていない、たん吸引等研修の中身。修了者は誰でも吸引や経管をしていいわけではない

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僕が所属している医療法人でも、定期的にたん吸引等研修を職員が受けていますが、皆さんの職場ではいかがでしょうか?

実際介護現場にこの研修の修了者がいるかどうかは、現場でも大きな違いでしょう。特に看護師の配置が少ない特養や有料老人ホームなどで、研修を修了した介護スタッフの存在価値はとてつもなく大きいです。

しかし研修を受けた事がない人が意外と知らない事があります。それは

「修了者は誰でも痰の吸引や胃ろうなどの経管栄養、認められている範囲のことは皆にできる」

という誤解です。今日はその事についてご紹介します。

 

たん吸引等研修には1号~3号の3種類がある

実はたん吸引等研修と言っても実際には3種類あります。これがその違いです。

簡単に説明すると

・第1号は不特定多数の方に対して、対象5行為(①口腔内吸引、②鼻腔内吸引、③気管カニューレ内部吸引、④胃ろう又は腸ろうによる経験栄養、⑤経鼻経験栄養)が行える。

・第2号は不特定多数の対象者に実施可能だが、対象行為は上記の①~⑤から選択し、選択した行為のみ実施可能

・第3号は特定の方(筋萎縮性側索硬化症(ALS)またはこれに類似する神経・筋疾患、筋ジストロフィー、高位頚髄損傷、遷延性意識障害、重症心身障がいなどを患っている療養患者や障がい者)に対して上記①~⑤の行為が可能。主に在宅の重度障害者などに対して行うことを想定

例えば第1号を修了していても、ALS等の難病の人に対しては第3号を新たに修了しないといけないということです。

まとめ

痰吸引等研修の内容で押さえておくべきことは

①第1~3号と3種類ある

②第1号は不特定多数の人に対象5行為(①口腔内吸引、②鼻腔内吸引、③気管カニューレ内部吸引、④胃ろう又は腸ろうによる経験栄養、⑤経鼻経験栄養)が行えるが、第2号は5行為から選択して終了した内容のみ実施可能

③第3号はALS等難病の人に5行為を行うことを対象にした研修。1号を修了していても、3号を終了しないと特定の人には実施できない

です。知らないと「なんであの人は研修を終了しているのに、経管栄養しないんだ?ただの怠慢ではないのか?」等とあらぬ疑いをしてしまうかもしれません。お互いが気持ちよく仕事をする為にも、研修を終了した人がどの種類の研修を終了しているのかは、周囲の人も知っておくことが必要です。

 

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