この記事はこんな人にオススメ
裏技①ケアマネドットコムに登録して情報収集
ケアマネとして介護保険制度に関する情報収集は必要ですが、「どうやって情報を集めていいかよく分からん」と悩んでいる人も多いです。
そこで僕がオススメしたいのは「ケアマネドットコム」に登録する事です。
このサイトに登録する事でメルマガの情報配信を無料で定期的に受ける事ができます。
配信は毎日~2.3日おき。最新の厚労省通知や介護保険関連のニュース、制度改正に関する社保障会議の内容等、正直このメルマガ見るだけで十分な情報収集ができます。
例えば朝出勤する前にメルマガのチェックをする事を習慣化する。それくらいなら5分程度で済みますし、難しいなら休憩時間など業務の合間にチェックする事をオススメします。
まだ登録していない方は、リンクを貼っておきますので一度登録して使ってみてください。
裏技②知らない事はすぐググる
利用者宅を訪問した時等に、自分が即答できない質問されてこんな風に答えた事はないですか?
ちょっと分からないので、一度帰って調べてからお答えしていいですか?
こんな風に対応していた人は、今日から止めましょう。質問された事はすぐに適切な回答をするのが理想である事に疑いの余地はありません。
そして僕達は多くの場面でそれが可能になりました。何故なら現代人にはグーグル検索という、ありがたいテクノロジーがあるからです。
制度的な知識や情報であれば検索して分からない事はほぼありません。まだスマホ等が普及してなかった頃は料金表やサービスコード一覧なんてものを大量に携帯していましたが、これがあればそんな必要はありません。
僕の経験上、特にお金に関する質問が多いのですが、そこでスマートに対応してくれないケアマネだとやはり不安を与えてしまいます。サッと調べて、おおよそかかる料金を提示する。たったそれだけで印象は180°変わります。
その為にもスマホでなく、大型タブレットを1台携帯しておくことをオススメします。何故ならスマホだと高齢者には文字が小さすぎて見えません。でも画面の大きいタブレットであれば、その場で検索して見せる事も可能。施設見学の問い合わせも、その場で施設のHPから部屋の写真などを見せてあげれば、イメージも湧きやすく見学の日程決定まですぐに決める事も可能になります。
僕が居宅ケアマネの頃は事業所にタブレットがなかったので、個人用のものを携帯していました。会社から支給がなく、タブレットを持っていない方はオススメの商品を貼っておきます。
タブレットは持っておいて公私共に損しないアイテムですので、購入必須ですね。
裏技③訪問したら洗面所を見ろ
アセスメントやモニタリング訪問した時に家の中で見るべき場所は多いです。どこを見るのが良いかはモニタリングって何すればいいの?? モニタリングで観察すべき視点を押さえように書いてあるので参考にしてください。
今回はコロナ禍である事をあえて逆手に取って見るべき場所、それが「洗面所」です。
コロナの感染対策で、お話しの前に洗面所で手洗いさせてもらっても構いませんか?
こんな感じで切り出しましょう。今の状況でこれを断る人はまずいないので自然な流れです。
洗面所はその人の隠れた部分が浮かびやすい場所です。
・義歯洗浄はやっているのか?義歯の固定剤はどんなものを使っているのか?そもそも使っていないのか?
・歯ブラシなど、定期的に交換されているか?(交換の程度で、その人の口腔ケアへの意識レベルがある程度判断できる)
・洗面所の清掃はどの程度されているか?(普通は家族以外に見せる場所ではないので、その人の清潔に対しての価値基準が判断できる)
裏技④お茶は携帯する
皆さんは訪問などで外回りをする際に、お茶を携帯していますか?
「携帯していない」と言う人、もしくは暑い夏場だけという人は今日からオールシーズン携帯しましょう。
お茶を携帯するメリットは2つあります。
1つはこまめな水分補給をすることが、喉の細菌を流すことになり新型コロナウイルスを始めとした感染対策になる事。そしてこまめに水分補給する事でパフォーマンスが落ちにくい状態にできる事。つまりは自分自身に対するメリットです。
2つめ、これが結構大事です。
皆さんは利用者の自宅を訪問した時、お茶菓子を出されて困った経験ありますよね?
この業界の永遠の課題「お茶菓子問題」この問題に関しては「お茶菓子問題」はケアマネとしてどうするのが良いのか真剣考察で深く掘り下げているので気になる方はご参考ください。
最近○○茶にハマっていて。だからいつも携帯していてこれしか飲んでないんです。
この時少し珍しい名前のお茶(ルイボスティー等)がいいです。そして中身が見えないよう水筒に入れておけば、実際の中身が違ってもいいんです。(麦茶や緑茶でもOK)
裏技⑤質の高い睡眠を取る
そもそもですが、ケアマネに限らず仕事がデキる人は自己管理のレベルが普通の人とは全然違います。
しかし、特別な事をしているわけではなくやろうと思えば誰でもできる事です。もしスゴイとしたら当たり前の事を普通の人では引くレベルで当たり前にこなすというだけです。
その中でも睡眠の質を上げるというのは、現代のビジネスパーソンであれば必須知識です。
睡眠についての詳しい内容は高齢者の睡眠の改善は「スタンフォード式最高の睡眠」から学ぼうに書いてあるのでご参照ください。
質の高い睡眠を取るために抑えておきたいことが
寝る90分前にシャワーじゃなく、しっかり浴槽で入浴する
これをやるだけでも、入眠がスムーズになり睡眠の質が跳ね上がります。
さらに付け加えるなら、
寝る1時間前はリラックスできる時間にする
という事です。具体的には
・人工的な光は全カット。間接照明程度の明るさにする
・読書やストレッチ、クラシックなどの音楽を聴くなどリラックスできる事をする
裏技⑥毎日運動をする
運動をする目的は様々ありますが、仕事において一番の目的はストレスに強くするという事です。
運動が習慣になると
・ストレスへの耐性が上がる
・ストレスを感じたとしても、それをコントロールする力が向上する
しかしこんな人が多いのではないでしょうか?
もう歳だし、そんなきつい運動なんてできっこない。
裏技⑦質の良い食事をする
最近では糖質制限等、食べ物への情報がたくさん出回るようになりました。
しかし現実にはほとんどの人は、自分が食べる物に対してあまりに無頓着です。
実際僕の職場の同僚が、昼食にコンビニで買ってきたおにぎりとカップラーメンをコーラで流し込んでいるのを見て、あまりのいい加減な食事内容に怒りの正拳突きを、たるんたるんのメタボ腹に叩き込みたくなる衝動を抑えるのが大変な事がありました(笑)
食事に関する詳しい知識について知りたい人は僕が読んだオススメ本を貼っておきます。少なくとも食に関してちゃんとした知識があるのとないのとでは、数年後の健康状態に天と地ほどの差がつくため、学ばない選択肢はあり得ないと思います。
一つポイントを挙げるとすると、
ジャンクフードは食べない。なるべく自然な食材を食べる
これだけです。ジャンクフードというのは人工的に作られた食品はほぼ全て該当します。
カップラーメン、お菓子、清涼飲料水。それ以外でもほとんどが炭水化物で占めるメニューも糖質の取り過ぎになってよくありません。(例:丼物、ラーメンなどの麺類、ハンバーガーやピザなどのパン系メニュー)
こういった物を食べるのを止めて野菜や卵、肉、大豆、キムチや味噌などの発酵食品等の食材を使った物を中心に食べるのがオススメです。
これ、一番良いのは自分で食材を買って料理する事です。ただ料理と言っても難しい事をする必要はありません。野菜はサラダや野菜炒めにすればいいし、豆腐は冷奴なら誰でもできます。後は味噌汁に色々な具材を入れて、卵かけご飯に納豆とキムチを乗せる。もうこれで十分な健康メニューの出来上がりです。(ちなみに僕は味噌汁と、キムチ納豆卵かけご飯は3年程毎日食べていますが未だに飽きずにおいしいと感じています)
一番簡単かつ健康的な料理は鍋ですね。好きな食材をスープと一緒に煮込むだけ。なのにおいしいし、満足感あるし、健康にもいい。鍋はあらゆる点から欠点のない最強メニューだと思います。
まとめ
今回はデキるケアマネになる為の7つの裏技知識について紹介しました。
②知らない事はすぐググってその場で即回答
③訪問したら洗面所を見る
④外周りはオールシーズンお茶を携帯
⑤質の高い睡眠を取る
⑥毎日運動する
⑦質の良い食事をする